こんにちは、弁護士の杉山です。
今回は自己破産後の生活についてお話しします。
自己破産には、借金をゼロにするというメリットがあります。
ですが、一方で会社にばれたらクビになるのでは？未来の年金がもらえなくなるのでは？といった不安を抱える方も多いようです。
しかし、これらは自己破産に関する誤解で、実際にはそんなことはありません。
しかし、意外と知られていない生活上の制限や破産後の生活における危険も存在します。
そこで、現役の弁護士である私が、自己破産後に実際にどんな生活が待っているのかをご説明いたします。
自己破産は、債務整理と呼ばれる方法の一つで、裁判所に申し立てをすることで借金をゼロにできる制度です。
しかし、手放さなければならない財産や、就けない職業があるなど、デメリットも存在します。
また、債権者への生産手続きや、財産の調査、管理、売却などが行われる過程もあるため、状況によっては同時廃止という手続きも存在します。
このような手続きや制限について知識を深め、将来の安心した生活に備えましょう。
破産後は、制限がなくなりますが、租税や罰金、一部の損害賠償金は免責されないため注意が必要です。
また、新たな借入やクレジットカードの新規発行には制限があるほか、悪質な貸金業者からの勧誘にも注意が必要です。
最後に、問題を抱えているなら、一人で悩まずに相談することも大切です。
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